「GI値って何?」
「ブルーベリーのGI値って低いの?」
「ブルーベリーはダイエットに良いの?」
こういった悩みにお答えします。
GI値は食後の血糖値が上昇するスピードのことです。
食後の血糖値の急上昇は体に良くないということは知っている方は多いと思いますが、太りやすさにも関係しています。
GI値の知識を得ることは、健康維持やダイエットに必要です。
この記事ではGI値とは何か、またGI値とダイエットとの関係について解説しています。
またブルーベリーの食べ方によっては太りやすくなるので、食べ方の注意点についてもご紹介しています。参考にしてみてくださいね。
福岡県直方市にある
ブルーベリー食べ比べ農園『ブルーベリーラボ直方』を
運営している「かみちゃん」です。
元々、家庭菜園やブルーベリー栽培が趣味です。
非農家・農地も持たない人生を40年以上過ごす。
ブルーベリー養液栽培で育てられたブルーベリーに感動。
「かんたんキット(簡易的なブルーベリー養液栽培)」からブルーベリー養液栽培の世界に。
2019年10月:本格的なブルーベリー養液栽培を開始。
妻とともにプロのブルーベリー農家になる道を歩み始める。
2021年6月:ブルーベリー狩り観光農園をオープン。
プロのブルーベリー農家として情報発信もしてます。
(YouTubeはこちら)
今回の記事は「管理栄養士」さんの監修の元、記事を作成しています。
GI値とは?ブルーベリーのGI値は低く太りにくい
ダイエット中の食事はカロリーが低い食品を選ぶことだけに目がいきがちですが、GI値についても考えなければいけません。
GI値とは
GI値はグリセミック・インデックスの略で、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示します。
GI値が高い食品を食べると血糖値が急上昇し、GI値の低い食品を食べると血糖値はゆるやかに上昇します。
血糖値と太りやすさは密接に関係しているので、GI値が高い食品を食べると太りやすく、GI値が低い食品を食べると太りにくいです。
主な食品やブルーベリーのGI値一覧
主な食品のGI値は下記のとおりです。
ブルーベリーはGI値が34と低いので、血糖値が上昇しにくく太りにくいといえます。
食品名 | GI値 |
---|---|
食パン | 95 |
ジャガイモ | 90 |
精白米 | 84 |
玄米 | 56 |
ツナ缶 | 50 |
豚肉 | 46 |
玉ねぎ | 30 |
キャベツ | 26 |
バナナ | 55 |
ぶどう | 50 |
りんご | 36 |
ブルーベリー | 34 |
いちご | 29 |
血糖値の急上昇が太る理由
血糖値が上昇すると膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値の急上昇でインスリンが大量に分泌されます。
インスリンは血糖値を下げる働きのほかに、脂肪を作る経路を活性化させる働きがあるため、インスリンがたくさん分泌されると脂肪が蓄えられやすくなります。
ダイエットと血糖値は関係しているってことです。
ブルーベリーの食べ方によっては太りやすい【食べ方や注意点を解説】
- ブルーベリーの加工品を食べる
- ブルーベリーを食べるタイミングを間違う
ブルーベリーはGI値が低く太りにくい食品ですが、ブルーベリーの加工品を食べたり、食後にブルーベリーを食べると太る原因になることもあります。
ブルーベリーの効率的な食べ方や注意点についても解説しているので、参考にしてみてくださいね。
ジュースは太りやすい
果汁100%ジュースと聞くと体に良いイメージがあるかもしれませんが、飲みすぎると太りやすくなります。
果物をジュースにすると食物繊維が取り除かれていたり、細かくなっていたりするため、糖質が多くなり、GI値が高くなることが原因です。
ジュースを飲むときは飲みすぎに注意しましょう。
ジャムは太りやすい
ジャムは砂糖が添加されているため、GI値が高く太りやすいです。食べ過ぎには注意が必要です。
ブルーベリーを食べる最適なタイミングとは
ブルーベリーなどの果物は朝か食前に食べるのがおすすめです。
果物は消化が早く、速やかにエネルギーになるからです。
朝は排泄する時間という考え方があり、消化の観点では朝は消化にエネルギーをかけるのは好ましくありません。
果物は約30分で腸に達して吸収され速やかにエネルギーになるといわれていますので、朝か食前に最適な食材です。
消化される時間は白飯は約8時間、肉は約12~24時間もかかります。
そのほかの食前に食べると良い理由は下記のとおりです。
- 食物繊維が豊富に含まれているので満腹感が得やすく、食べ過ぎ予防になる
- ブルーベリーを食べた後の食事の血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる
- 速やかに消化吸収されるので中性脂肪になりにくい
果物は朝が良いといわれているのは知っていましたが、食前にも良いんですね。
ヨーロッパには「朝の果物は金、昼は銀、夜は銅」ということわざがあります。
ブルーベリーを冷やして食べる
果物に含まれる果糖は冷やすと甘みが増す性質があります。
そのため果糖を多く含むブルーベリーを冷やしてから食べると、少量でも満足でき食べ過ぎ防止を防ぐことができます。
冷やすと甘くなる果物はほかにりんご、ぶどう、スイカなどがありますよ。
まとめ|ブルーベリーを正しく食べるとダイエットに役立ちます
ブルーベリーは果物の中でもGI値が低く、太りにくい果物です。
ですがジュースやジャムなど、加工品は太りやすいので、食べ過ぎには注意です。
糖尿病の方にも果物は推奨されていますから、GI価が低いブルーベリーは毎日でも食べたいくらい健康に良い食品です。
ブルーベリーを食べて美味しく健康維持にお役立てくださいね。
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