右も左も分からない私たちは1本のブルーベリーを育て始めました。
そこから『自分たちでできることは自分たちでする』をモットーに「ブルーベリーラボ直方」を作ってきました。
とあるブルーベリー農家の物語です。
2018年
栽培音痴の「かみちゃん」が家庭菜園が趣味の妻に感化され、1本のブルーベリーを自宅の庭に植えたのが始まり。
品種は「ヒトミ」
ブルーベリー栽培・ブルーベリー事業の魅力を知る。
福岡県直方市に「ブルーベリー農園」を作りたい気持ちが高まる。
どうしたらよいかを調べ上げ、市役所に相談・プレゼン。週末は農地探し。そして、農園候補地が見つかる。
2019年
いち早くブルーベリー養液栽培を知りたくなり、2018年の末に「かんたんキット」を注文。
年始に到着し、自宅の庭に設置。
ブルーベリー養液栽培の世界に飛び込む。
ハウステンボスのブルーベリー農園事業の
お手伝い。
自分たちの手で可能な限り農園を作ることを決意。
念願の農地に出会う。
「自分たちでできることは自分たちでする」
荒れ果てた農地の草刈りとゴミ拾いが
週末の日課。
慣れない作業の連続で毎日が筋肉痛。
身体が疲れていても
心はワクワクしっぱなしでした。
整地開始。
整地は地元の業者さんにお願いしました。
観光農園の開園に向けて
本格的な栽培を開始。
ブルーベリー養液栽培に大切な
アクアフォーム(培土)が届きました。
農園予定地の一部に育苗場を設置。
ブルーベリー養液栽培の勉強や知識は
日々更新されます。
とあることから
ニホンミツバチの養蜂家と知り合うことに。
ニホンミツバチのことを勉強すると
養蜂にも興味を持つように。
やりたいことがまた増えました。
農家になって様々な縁が広がってます。
ロゴを作りました。
嬉しくなってオリジナルグッズを生産。
このロゴは、今では幻のロゴに…
小さな階段を手作りしました。
やることなすこと、知らないことだらけ。
でも、楽しい。
苗が続々と届きました。
気づいたら育苗場もいっぱいに。
農園予定地に防草シートを敷きました。
木枯らしが吹く中、重い防草シートを
なるべくまっすぐに
綺麗に敷きました。
ピンで止めていくため、腕がパンパンに。
今では良い思い出です。
2020年
防草シート敷き、完了!!
歓喜の雄叫びをあげる園主
完成と思ったのもつかの間。
冬の防風で防草シートが吹き飛ばされました。
呆然としたけど、農業は自然との共存!と思い
修復しました。
その後、まさか同じことが3回も繰り返されるとは。
おかげで今ではすっかり防草シートの達人に(笑)
ニホンミツバチの養蜂も本格的に開始。
1個の巣箱を作るのも最初は一苦労でした。
農園作業も少しずつしてます。
入り口前の階段を自作しました。
同じ県内の仲間の農園準備の
お手伝いに参加。
ちゃっかり夫婦でTV初出演(笑)
思い通りには進まない農園の準備とは裏腹に。
グングンと苗は成長してます。
育苗期に実をつけること、、、本来は厳禁。
でも、収穫しました。
だって、食べたいし。
自分で育てた初のブルーベリーの味に感動。
受付場所のリフォーム
「たこやき、焼き鳥」はいつから売るの?
と近所の人に聞かれながら
農園の受付をDIYでリフォーム中
DIYリフォームの師匠は義理の父親
あとは独学
晴れた週末は外装工事
屋根をつけると見栄えが
だいぶ良くなりました。
スムーズに通れていた育苗場が
ジャングル状態に。
DIYのエネルギーがありすぎて
自宅の庭に鶏小屋を創設。
鶏の名前は「くろちゃん」
農園周囲の設備
(入り口、防風ネット、防鳥ネットなど)
が少しずつできてます。
こちらは業者さんにお願いしました。
受付部分は完成。
次はウッドデッキを作ります。
ウッドデッキからお客さんが落ちないように柵作り
ウッドデッキ付きの受付の完成。
2021年
今年の6月にオープン予定の農園。
育苗場から農園内に苗を移動しました。
片手で軽々と持てた小さな苗が
両手でも持てない大きさに。
腰が嬉しい悲鳴をあげてました。
受付のライフラインを確保します。
ちょっと休憩。
開園に向けてラストスパート!
忙しくて猫の手も借りたい。
臨時のバイト:草刈り専門の
「まさお(オス白ヤギ)」、
「なおこ(メス白ヤギ)」、
「りょうちゃん(黒ヤギ)」を
雇いました。
農園内は受粉専門のバイトもいます。
トイレの目隠しを設置。
農園のトイレはまだ仮設トイレです。
綺麗なトイレにいつかはします。
2021年6月12日
「ブルーベリーラボ直方」オープン
これからも僕らと農園の物語は続きます。
おまけ
この時から僕らは農家になりました。