ブルーベリーは何歳から食べられる?食べ方や注意点も

ブルーベリーは何歳から食べられる?食べ方や注意点も
読者の悩み

「ブルーベリーは何歳から食べさせて良いの?」
「ブルーベリーを与えるときの量や注意点は?」

こういった悩みにお答えしていきます。

ブルーベリーは健康に良い栄養素が豊富に含まれています。

ブルーベリーは赤ちゃんから高齢者まで美味しく食べることができます。

しかし、赤ちゃんが安全にブルーベリーを食べるためには注意することもあります。美味しく安全にブルーベリーを食べるための方法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

かみちゃん

福岡県直方市にある
ブルーベリー食べ比べ農園『ブルーベリーラボ直方』を
運営している「かみちゃん」です。
元々、家庭菜園やブルーベリー栽培が趣味です。

非農家・農地も持たない人生を40年以上過ごす。

ブルーベリー養液栽培で育てられたブルーベリーに感動。
「かんたんキット(簡易的なブルーベリー養液栽培)」からブルーベリー養液栽培の世界に。

2019年10月:本格的なブルーベリー養液栽培を開始。
妻とともにプロのブルーベリー農家になる道を歩み始める。

2021年6月:ブルーベリー狩り観光農園をオープン。

プロのブルーベリー農家として情報発信もしてます。
YouTubeはこちら

今回の記事は「管理栄養士」さんの監修の元、記事を作成しています。

たっぷできるもくじ

ブルーベリーは何歳から食べても大丈夫です

生後7~8か月頃の離乳中期「舌でつぶせる形状の食べ物が食べられるようになる」頃からブルーベリーを食べられます。
赤ちゃんの味覚は敏感なので、完熟して酸味が強くないブルーベリーを選びましょう。

ブルーベリーは美味しく栄養満点なので赤ちゃんも積極的に食べたい果物です。

ただしブルーベリーを与えるときに成長段階に応じていくつか注意点がありますので、これからご紹介していきます。

成長段階に応じた食べ方や注意点

仰向けになっている赤ちゃん

ブルーベリーは皮に多くの食物繊維が含まれているので、皮を取り除くなどの注意点がいくつかあります。

ブルーベリー自体は果糖が多く、消化吸収は良いものになります。

ですが、赤ちゃんはまだ消化吸収がうまくできないので、与えすぎには注意をしましょう。

食物アレルギーについて

初めてブルーベリーを与える際は、食物アレルギーに注意が必要です。

アレルギー発症事例が多い「特定原材料」にブルーベリーは入っていませんが、どんな食べ物もアレルギーの可能性は否定できません。

ブルーベリーを初めて与えるときは、はほかの食材と混ぜずに、ブルーベリー単体でスプーン1杯から与えましょう。アレルギーの心配がなさそうであれば徐々に量を増やしていきます。

もしアレルギー症状が発生したときに、すぐに病院に行けるように初めてブルーベリーを与えるときは平日の午前中にしましょう。

またアレルギーが心配なときは、加熱してから与えるとアレルギーの発症を抑えることができる場合もあります。加熱をすると殺菌されたり、実がやわらかくなったりする効果もあるので、より安全にブルーベリーを食べられます。

成長段階に応じた食べ方や注意点

ブルーベリーは生後7か月から食べることができますので、成長段階に応じた注意点やおすすめの食べ方をご紹介します。

生後7~8か月頃の離乳食中期

皮は固いのでむきましょう。実はすりつぶしてから与えましょう。品種によっては種が入っているブルーベリーもありますので、裏ごしが必要なときもあります。

かみちゃん

離乳食中期は「滑らかにすりつぶした状態のもの」を食べられるようになりますよ。

ヨーグルトに混ぜたり、果汁だけ与えたりするのもおすすめですよ。

ポイント

皮と種を取りすりつぶすか、裏ごしする

生後9~11ヵ月頃の離乳食後期

注意点や食べ方は基本的には中期と同じですが、皮と種を取って細かくきざむだけでも食べられるようになります。

かみちゃん

離乳食後期は「歯ぐきでつぶせる固さの形状のもの」を食べられます。

またジャムは離乳後期(生後9~11か月頃)からを目安に与えることができますが、砂糖を使用している入っているジャムは控えましょう。赤ちゃんは素材の味の美味しさを知ることが大切です。砂糖不使用のジャムなら食べても安心ですが、食べすぎには注意が必要です。

ジャムは赤ちゃんには適さないですが、ブルーベリーを裏ごししてパンに塗って与えるのはおすすめですよ。

生後12~18ヵ月頃の離乳食完了期

1歳になると手づかみ食べができるようになります。この頃には皮ごと与えても良いですが、繊維が多いので様子を見て与えすぎには注意が必要です。

かみちゃん

離乳食完了期は歯ぐきで噛める固さのものを食べられるようになります。

そのままの状態で与えるときは丸のみして窒息や誤嚥を起こさないように注意が必要です。大きすぎるブルーベリーは小さく切ってを与えましょう。

ブルーベリーの蒸しパンなどのお菓子もおすすめです。こちらの蒸しパンのレシピはヨーグルトも使用しているので、しっとりとして美味しいですよ。

ポイント

丸飲みして窒息や誤嚥を起こさないために小さくカットする

与えるブルーベリーの量はどれくらい?

ブルーベリーの実


「授乳・離乳の支援ガイド」では1回の食事の野菜と果物の合計量が示されています。ブルーベリーの量ではないので、注意してくださいね。

スクロールできます
月齢の目安1回の食事の野菜と果物の合計量
中期生後(7~8か月頃)約20~30g
後期(9~11ヵ月頃)約30~40g
完了期(12~18ヵ月頃)約40~50g
出典:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年版)

果物はメインのおかずではないので、1回量が多くならないようにしましょう。

かみちゃん

1粒1~2g程度ありますので、数粒で十分ですよ。

まとめ|ブルーベリーは0歳未満でも食べることができます

ブルーベリーは正しい下処理をすれば生後7~8ヵ月頃から食べられます。

  • ブルーベリーは生後7~8か月の離乳中期から食べられる
  • 成長段階に応じて食べ方に注意する
  • 初めて食べさせるときは食物アレルギーに注意

ブルーベリーは栄養満点で赤ちゃんにもおすすめな果物なので、積極的に離乳食に取り入れたいですね。ブルーベリーは冷凍保存ができますので、いつでも食べることができますよ。

赤ちゃんと一緒にブルーベリーを味わって、健康な日々を過ごしてくださいね。

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