ブルーベリーはペット(犬や猫)に与えていい?【注意点や量も解説】

ブルーベリーはペット(犬や猫)に与えていい?【注意点や量も解説】
読者の悩み

「ブルーベリーはペットに食べさせてもいいの?」
「ブルーベリーはペットの健康にも良いの?」
「適量や注意点はある?」

こういった悩みにお答えしていきます。

犬や猫は飼い主さんが食べているものを欲しがります。ぶどうは犬や猫に与えると中毒があり危険ですが、ブルーベリーは与えても良いのか迷いますよね。

ブルーベリーは少量であれば犬や猫に与えても大丈夫です。

ただし注意点がいくつかあります。適量やペットの味覚にについてもご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

かみちゃん

福岡県直方市にある
ブルーベリー食べ比べ農園『ブルーベリーラボ直方』を
運営している「かみちゃん」です。
元々、家庭菜園やブルーベリー栽培が趣味です。

非農家・農地も持たない人生を40年以上過ごす。

ブルーベリー養液栽培で育てられたブルーベリーに感動。
「かんたんキット(簡易的なブルーベリー養液栽培)」からブルーベリー養液栽培の世界に。

2019年10月:本格的なブルーベリー養液栽培を開始。
妻とともにプロのブルーベリー農家になる道を歩み始める。

2021年6月:ブルーベリー狩り観光農園をオープン。

プロのブルーベリー農家として情報発信もしてます。
YouTubeはこちら

今回の記事は「管理栄養士」さんの監修の元、記事を作成しています。

たっぷできるもくじ

犬や猫にブルーベリーを食べさせても大丈夫!美味しいと感じる?

犬や猫がブルーベリーを欲しがってきたとき、少量であれば与えても大丈夫です。

ですが犬や猫は人間と同じようにブルーベリーを美味しいと感じるのでしょうか。美味しくないものをわざわざ与える必要はないですよね。

じつは犬は味覚の中でも甘みを一番感じやすく、甘いものを好みます

一方猫は苦みや酸味には敏感ですが、甘みは感じにくいです。しかし大好きな飼い主さんが美味しそうにブルーベリーを食べていると、猫もほしがる場合が多いでしょう。

かみちゃん

犬はブルーベリーを美味しく食べてくれますが、猫は美味しいとは感じていない可能性が高いといえますね。

犬や猫がブルーベリーを食べると健康に良いの?

犬に甘える猫

ブルーベリーはアントシアニンが豊富に含まれており、人間に対しては抗酸化作用や目の健康への効果が期待できます。

しかし犬に対してはアントシアニンの抗酸化作用の効果が一部しか分かっておらず、猫に関しては研究が進んでいません。

ですがこれから犬や猫の研究が進んでいく可能性もありますし、実際に犬や猫用のブルーベリーのサプリも販売されています。

ペットの健康にブルーベリーが良い効果があると期待したいですね。

人間がブルーベリーに期待できる効果についてまとめた記事があるので、参考にしてみてくださいね。

犬や猫にブルーベリーを与えるときの注意点

犬や猫などにブルーベリーを与える際の注意点をご紹介します。

食べ物アレルギー

犬や猫のアレルギーで食物が原因になるケースは少ないですが、アレルギーの可能性は否定できません。

犬や猫に初めてブルーベリーを与えるときは少量から始めて、以下のようなアレルギー反応がないか様子を見るようにしましょう。

犬や猫の食物アレルギーで見られる症状
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 皮膚炎
かみちゃん

何かあったときにすぐに動物病院に行けるように、初めて与えるときは平日の昼間がおすすめです。

与えすぎに注意

ブルーベリーは食物繊維が多いので、与えすぎると消化不良を起こして下痢になる可能性があります。

また食べ過ぎると太りやすくなることにも注意が必要です。

特に犬は甘いものを好みますので、たくさんねだられても与え過ぎないようにしましょう。

丸飲み

子犬や子猫はブルーベリーを丸飲みしてしまうと窒息の危険があるので、大きい実は小さくカットしてから与えましょう。

ぶどうはNG

ブルーベリーは中毒成分が含まれていないので犬や猫も食べることができますが、犬や猫がぶどうを食べると中毒を起こしてしまい最悪の場合死んでしまいますので、ぶどうは絶対に与えてはいけません

かみちゃん

ぶどうはぶどう科で、ブルーベリーはツツジ科です。種類が違いますよ。

犬や猫がブルーベリーを食べるときの適量はどれくらい?

スプーンに乗ったブルーベリー

ペットの体重や食事の量によっても変動しますが、基本的にブルーベリーはおやつとして数粒程度与えるようにしましょう。

体重の重い大型犬はもう少し多く食べても良いかもしれないですが、与えすぎると消化不良で下痢になってしまう可能性があるので、ペットの様子をみて適量を守るようにしましょう。

かみちゃん

おやつの量は上限の目安があります。犬は1日の総カロリーの1割程度、猫は1~2割程度が上限です。

ブルーベリーを配合した犬用のおやつも販売されていますよ。

まとめ|犬や猫の健康を考えてブルーベリーを与えましょう

犬や猫が飼い主が食べているブルーベリーを欲しがってきても少量であれば与えも大丈夫です。

犬は甘みを感じるので美味しく食べてくれますが、猫は甘みを感じにくいのでた食べても美味しく感じてくれないかもしれません。

飼い主はペットの体調やブルーベリーの栄養について理解したう上で、適正量を与えるようにしましょう。

ペットと一緒にブルーベリーを食べて、ペットとの生活を充実させてくださいね。





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